■テルモロッシ・エコサーモの交換部品■
ペレットストーブは薪ストーブと違い様々な電気部品を使っております。当然保証期間であっても部品不良があれば交換が必要です。また大事に使っていても交換が必要になってきます。ここではテルモロッシのペレットストーブの部品の耐久年数を簡単にご説明いたします。交換については設置されたエコサーモフレンズへご依頼下さい。
【ご連絡】
テルモロッシのペレットストーブは1年間の保証がついています。2年目以降は有償にて交換いたします。主な交換部品は在庫しておりますのでご安心下さい。また弊社代理店(エコサーモフレンズ)と定期メンテナンス契約をして頂いた場合は不具合状況によりましては保証期間の延長も可能な場合がございますので、設置前に代理店エコサーモフレンズ へご相談下さい。但し延長保証は基本的には部品のみで工賃等のサービス料は含まれておりませんので定期メンテナンスをご契約の際は保証内容を必ずご確認下さい。
※輸入品の為、価格は予告なしに変更になる場合がございます。つきましては現在一部部品についてはオープン価格とさせて頂いております。
■交換部品の標準耐久年数■
標準耐久年数は弊社の約10年間の販売実績から推定したものです。耐久年数はご使用のペレット、頻度、使い方、メンテナンス状況により異なりますのであくまで目安としてお考え下さい。
◆着火ヒーター
最も消耗する部品です。ヒーターの耐久性は着火頻度、ヒーター周りの掃除、燃焼中の火力(温度)によって左右されます。1日の着火回数を少なくして常にヒーター周りの灰を取り除き、最適な火力と温風調整を行うことにより寿命をアップさせます。

対象機種:ベラビスタ、アーバン
耐久年数:2年~5年
定価:17,000円(税抜)
◆オーガモーター
エコサーモのオーガモーターは全機種共通です。このオーガモーターの不具合はほとんどありません。定期的にメンテナンスすると10年以上問題ないはずです。但し硬すぎるペレット(熱が入り過ぎて黒くなったもの)を使用するとトルクの低下が見られる場合があります。
◆排気ファン
エコサーモの排気ファンは全機種共通です。排気ファンの不具合の原因は主に2つあります。
■シーズン前または後の定期メンテナンスを実施していない。
ストーブのメンテナンス方法は取扱説明書またはこちらをご覧下さい。
■火力レベルに対して温風レベルが小さく排気温度が高くなっている。
(無駄に熱を排気している状態です。)
上記の様な場合は音が大きくなったり、回転が落ちて排気圧センサーが反応して運転を停止します。大変申し訳ございませんが使用頻度に応じて音は少しづつ大きくなりますのでご了承願います。
◆リモコン
エコサーモのペレットストーブは全機種リモコンがついています。故障の場合は交換となります。 まずは電池およびバッテリーの容量に問題ないか確認して下さい。
サーモコンフォートタイプの場合はボタンを押すと緑色のLEDが点灯していれば問題ありません。ALADINOリモコンの場合は充電池を使用しております。通常2年から3年でフル充電しても充電容量が少なくなり、電波(操作)が届かなくなります。この様な場合は市販の充電池を購入して交換して下さい。
対象機種:サーモコンフォートリモコン(オプション)
耐久年数:5年以上(バッテリーは除く)
ET3001以上のサーモコンフォートにはオプションで自動運転機能を持ったサーモコンフォートリモコンが使用可能です。(ストーブ本体のマザーボードに受信機能が内蔵されています。)
◆42℃センサー
ストーブに向かって右のサイドパネルを外すと燃焼室の下についています。42℃センサーは火が着いたか火が消えたかを温度で判断するための部品です。
◆95℃センサー
95℃センサーはストーブ内部が95℃以上になると高温からマザーボードなどの電子部品を保護したり、オーバーヒートを防ぐために強制的に温風ファンを最大で回します。
ストーブ上部のペレットタンク付近に設置されています。
◆圧力センサー
◆炎制御板
炎制御板は文字通り炎がドアガラスの方へ行くことを防ぐことによりガラスの破損や煤汚れを防ぐ働きがあります。ただし強い火力で長時間燃焼させると歪が発生する場合がございます。
実用上は問題ありませんが変形が著しい場合は外観が悪いので交換する事をお勧めします。
◆燃焼皿(バーンポット)
テルモロッシのペレットストーブに使われている燃焼皿は全て鋳物製です。熱を蓄え燃焼皿自体が熾火代わりとなりますのでステンレス製の燃焼皿と比べると弱火で燃焼中にペレットが落ちた来た時の着火製が違い鋳物はすぐに火が付きます。